就活において「エージェント」と聞くと中途での転職活動をイメージしがちですが
障がい者採用においては新卒でもエージェントの活用がおすすめです。
この記事ではエージェント活用をおススメする理由について
まとめました。
- 効率的かつ有利な就活方法を知りたい
- 就活をはじめたいけど何からすればいいか分からない
- 就活サイトや企業HP以外の情報収集方法を知りたい
障がい者採用のエージェントサイトとは?
エージェントとは、就職・転職サポートの専門家が
マンツーマンで就活生のカウンセリングを行い
就活生自身の志向・強み・特性などを引き出しながら
最適な求人企業を紹介し、選考までサポートするサービスです。
そして、そのエージェントと就活生をつなぐのがエージェントサイトです。
通常採用のエージェントサイトもありますが
若手/中堅などの年齢や性別、業種や地域、色んなカテゴリに特化した
エージェントサイトもあり、障がい者採用に特化したエージェントサイトもあります。
就活サイトとエージェントの違い
新卒で就活する学生のみなさんがまず登録しようと考えるのは
「就活サイト」が多いと思います。
就活サイトはご自身で情報を探してエントリーや選考予約をするもの、
エージェントは専任の専門家が情報/求人を探してきてくれるものです。
一人で自己分析をしたり志望業界/企業を考えることに不安がある場合も
エージェントであれば専門家が伴走してくれるので心強く、
膨大な情報からあっているものを探してきてくれるので効率的です。
一方で就活サイトの場合は自分で情報を探す必要がありますが
多くの情報を自分で探して見ていくので
世の中的にどんなイベントが行われているのか状況がつかみやすかったり
気の向くままに見てみる、という点では自由度も高いです。
なのでこの記事ではエージェントを勧める理由を書いていきますが
Web Sanaのような大手転職サイトは登録しておいて損はなし、
というか必ず登録しておきましょう!と推したいくらいです。
新卒の障がい採用でエージェント活用をおススメする理由
新卒でも障がい者採用ではエージェント活用を強くおススメする理由、
長短的に言うと効率的で心強い!なのですが
それをもう少し詳しく書きたいと思います。
障がい者採用はより個人の障がい状況や志向が重要視される
自己分析や就活の軸が大切なのは通常採用でも変わりないのですが
障がい者採用においてはそれらに加えて
就活生ひとりひとりの考えが重要になる要素がいくつかあります。
例えば、
- 障がいへの配慮として必要なことは何か
- 健常者と同じ環境を望むか否か
- 障がいのことをだれにどこまで開示する意向があるか
などが挙げられます。
働いたことのない学生のみなさんにとって
ひとりでこれらを企業にわかりやすく整理するのは簡単ではないはず。
そのため、専門家(エージェント)が一緒に考えてくれることのは心強いです。
また、企業目線でもエントリーしてくれた学生に
いきなりこれらをストレートに聞くのは躊躇する傾向があります。
必要なので聞かなくてはいけない、
でも関係性がない時期には慎重になってしまうので
第三者の専門家(エージェント)が情報を持っているというのは
とてもありがたいことなのです。
各企業によって障がい者採用の方針が違う
障がい者採用の方針は企業によって異なります。
特例子会社か否か、くらいはっきりしていることは
採用HPや就活サイトへの掲載情報で分かりやすいのですが
特例子会社ではない場合の採用・配属方針までは
初見では読み解くことが難しいことも多々あります。
例えば採用方針についても
通常採用と同じ基準・目線で見る企業もあれば
障がい者採用は基準や目線を変える企業もあります。
配属においても通常採用と同じように配属するか
社内に障がい者の多い部署が存在し、
障がい者採用はそこへ配属されることがほとんどという企業もあります。
特に通常採用と異なる方針、というのは
人によってはネガティブに捉えられるため明示しないケースが多いです。
そのため、こういう方針が良い!というのがあれば
企業側の事情も熟知している専門家(エージェント)を介して
情報収集をした方が安心です。
障がい者採用には特有の書類/面接対策がある
障がい者採用の選考では通常採用にはない質問や確認事項があります。
それらは配属時の考慮事項となったり
安全に受け入れられる環境を整えるための参考情報となります。
面接官は初対面の他者であり、
面接官自身が障がいのある当事者とは限りません。
その中で障がい者採用特有の質問について分かりやすく簡潔に
回答できるか否かというのはとても大事です。
答えるべき内容も障がい内容や程度によってさまざま、
周りの友人や先輩の体験談が参考になるとは限らないので
専門家(エージェント)の手を借りて対策することが大切です。
新卒でもエージェントを活用して就活を有利に
ここまで紹介した通り、
障がいのある学生が新卒で就活をするにあたり
エージェントを活用しない手はありません。
エージェントサイトに登録して
初期の情報収集からインターン・イベント選び、
志望業界/企業選びまで効率よく進めていきましょう。