障がいのある人の就職・転職活動において
エージェントの登録は必須と言ってもよいほどに重要です。
エージェントサイトの中でも知名度があって
恐らく最初に登録を検討する方も多いであろうサービスがdodaチャレンジ。
結論として、dodaチャレンジは口コミや評判も良く
障がい者雇用を担当してきた私から見ても使うべきサービスだと感じます。
この記事ではdodaチャレンジの口コミ・評判や
メリット・デメリットについてまとめてみました。
- これから障がい者雇用で就職・転職活動をしようとしている人
- エージェントサイトの利用を考えている人
- dodaチャレンジに登録しようか迷っている人
dodaチャレンジの概要と特徴
dodaチャレンジはパーソルグループが運営する障がい者特化型の転職エージェントです。
運営が超大手人材企業とだけあって、数ある転職エージェントサイトの中でも
2023年度の就職・転職支援数No.1であり、厚生労働省にもその実績が認められているサービスなのです。
入社後定着率は94%と非常に高く
単なる紹介ではなく入社後も長く働けるようサポート/マッチングの質も高いことが分かります。
dodaチャレンジ 概要 | |
サービス内容 | 障がい者雇用に特化したエージェント |
利用料金 | 無料 |
対象の障がい | 全て(精神障がいを含む) |
掲載求人数 | 約1,500件 |
運営会社 | パーソルダイバース株式会社 |
サイトURL | https://doda.jp/challenge/ |
受けられるサポート内容としては
マッチする求人の紹介から提出書類の添削や模擬面接などの選考対策、
そもそも就職/転職すべきか?というキャリア相談まで
専門のコンサルタントが手厚く対応されています。
ユーザー目線で他サイトと何が違うのか?という特徴もまとめてみました。
dodaチャレンジは圧倒的求人数を保有
dodaチャレンジは2024年5月時点で約1,500件の求人を保有しており
これは業界で最大規模の求人数なのです。
他の有名エージェントサイトと比較してみると…
サービス名 | 求人 | 特徴 |
dodaチャレンジ | 約1,500件 | – (本ページでご紹介) |
Agent-Sana(サーナ) | 約1,200件 | 身体障がい・内部障がいに特化して求人掲載 |
atGPエージェント | 約1,200件 | 地域や求人内容(事務系~作業系まで)は多様 |
LITALICO仕事ナビ | 約1,100件 | 東京近郊エリアの求人が中心 |
このように障がい者雇用のエージェント/求人サイトとしてよく聞くサービスと比較しても
dodaチャレンジの求人数は多いことが分かります。
地方拠点での対面面談が可能
dodaチャレンジは東京・大阪・名古屋の3ヶ所にオフィスを構えていて
オフィスに出向くことができる場合は対面でのサポートも受けられるので安心です。
多くのエージェントサービスはオンラインのみ、
またはオフィスがあっても東京のみであることがほとんどなので
地方にもオフィスがあるのはさすが大手人材会社…!
もちろん、対面での面談/カウンセリング以外にも
オンライン面談や電話・チャット等もフレキシブルに対応されているので
お住まいが遠い方や頻繁な外出が難しい方でも充分なサポートを受けられます。
新卒就活生(学生)のサポートにも注力
エージェント=中途・転職というイメージが強いかもしれませんが
dodaチャレンジは新卒で就活する学生へのサポートにも注力しています。
実績があるのはもちろん、
上記のような新卒向け特設ページも用意されているので
新卒学生でも安心して利用することができます。
dodaチャレンジの口コミ・評判
では、実際にdodaチャレンジを利用した方の口コミを見てみましょう。
dodaチャレンジの良い口コミ
まずは良い口コミについていくつかピックアップしました。
コンサルタントのサポートが丁寧/質が高い
転職のときお世話になったdodaチャレンジの担当者さんと1時間くらい話聞いてもらって心が軽くなった😭話聞いて貰えるって本当にありがたい(障がい内容不明/年齢不明)
※引用元:X
dodaチャレンジさんは対策含めて親切ですね。マイナビパートナーズさんは書類早いし、無能な私でも有名企業の選考通過できるので、早く働きたいなら強いですが、丁寧さは明らかにdodaさんです。(発達障がい/20代)
※引用元:X
このように「対応が丁寧」「サポートの質が高くて優良求人の選考に通る」「じっくり話を聞いてくれる」など、サポートの質が良いという口コミが沢山出てきます。
上記2つめの口コミのように、丁寧すぎる故に他サイトより時間がかかるケースがあるようなので
サポートなしで自走できる方にとってはもどかしさを感じるのかもしれません。
一方で、次のような口コミもあります。
求人紹介が早い
dodaチャレンジさんはやっぱ大手だけあって「プロ」って感じの手際。
電話面談前に既に職務経歴書や履歴書を提出してるからまずその時点で紹介できそうな会社ピックアップしてくれてたんだろうと思う。
あと他のエージェントさんはヒアリングは大体1回、
dodaチャレンジさんは2回話聞いて詳細つめてくれる。(発達障害/年齢不明)
※引用元:X
この方は面談前に職務経歴書や履歴書を提出されているようなので
登録者側からも早めに各種情報をお渡しすればスピーディーな求人紹介に繋がりそうです。
ヒアリング回数も多く丁寧さも感じる口コミです。
大手企業の求人が多い
Dodaチャレンジは大手企業求人が多い傾向だから、勤務安定感があれば転職先探しに良いとおもう(発達障害/年齢不明)
※引用元:X
大手企業でのフルタイム求人が豊富なので、
安定して働ける方にとってはとても魅力に感じると思います。
dodaチャレンジの悪い口コミ
悪い口コミについてもいくつかピックアップしました。
あくまで1人の意見ですので、
以下の内容=サービスの特徴とはならない旨に留意して読んでいただきたいです。
新卒かつ地方では紹介求人が少ない
地方暮らしは就活するってなったらハローワークしか頼るとこないな。エージェントみんな都内しか求人ないし。dodaチャレンジも該当求人ないです、で終わったし。(障がい内容不明/2021年新卒)
※引用元:X
新卒で地方就職となると障がい者を受け入れる環境に加えて
新卒入社者を育成する環境も必要となるので、かなり難易度が上がってしまうようです。
長期間職務経験がないと紹介難易度が上がる
DODAチャレンジにキャリアカウンセリング行ってきました。
結論から言うと、「探してみるけど、職務経験無いから難しいかも」と釘を差されました。
「世の中、世知辛いのじゃ〜」だけどしょうがない。
ああいう所に求人出すのは、お金かけてでも欲しい人材を求めてるということですからね。(聴覚障がい/年齢不明)
※引用元:X
20代以外の若手以外で長期間職務経験がないとなると
難易度が上がってしまうようです。
ただ障がい者雇用に関わらず上記傾向はありますので
特にdodaチャレンジだからという訳ではないと考えられます。
一方で口コミ内容からは探すスタンスではあるということは分かりますので
良い求人と出会えることを祈るばかりです…。
50代以上かつ地方は紹介求人が少ない
就労移行支援事業所おわて、帰りの電車です。dodaチャレンジさんから、メール来てました。紹介出来る仕事案件は、無いそうです。岐阜の田舎在住だからか?50歳のおっさんだからか?単なる経験不足?キャリアが物足りない?(発達障がい/50代)
※引用元:X
こちらも初回求人がなかった、という口コミですが
プロフィールを拝見すると50代かつ地方在住(岐阜)なので
障がい者雇用やdodaチャレンジか否かに限らず転職業界では難易度が高いと考えられます。
条件を拝見するに「dodaチャレンジだから就職/転職できない」というよりは
就職/転職市場全般の中でも難易度が高い状況であると伺えます。
そのようなケースは、求人数の多いdodaチャレンジでトライしつつ
他エージェントも並行して見てみるとチャンスがあるかもしれません。
dodaチャレンジは登録すべき?
他社比較や口コミ・評判の内容を踏まえて
dodaチャレンジのメリット・デメリットをまとめました。
dodaチャレンジのメリット
掲載求人数が多い
とにもかくにも掲載求人が多いというのは
エージェントサービスを選ぶ上での大きなメリットです!
特に障がい内容によって業務の種類や勤務要件に制限がある方の場合
マッチする求人の割合が少なくなってしまうので
母数が多いところから探すことが大事です。
サポートの質が高い
どんなエージェントサイトを使おうと
「結局は担当者の良し悪し」という見方もあります。
dodaチャレンジは担当コンサルタントのサポートの質やスピードについて
良い口コミが多く安心です。
良し悪しというより相性の良い悪いもあるかもしれませんが
大手サイト故にコンサルタントも多数在籍しているため
「悪い人ではないけどあまり相性が良くない…」というケースでも
担当コンサルタントの変更も可能だと思われます。
大手を含むハイクラス求人も充実
とにかく求人の数が多いという印象ですが求人の内容も良く、
大手やフルタイム求人などいわゆるハイクラス求人の
紹介実績も豊富です。
安定して勤務できる方やピカピカの新卒学生にとっては
見逃せないメリットです。
dodaチャレンジのデメリット
専門的なエージェントと比較するとやや汎用的
掲載求人数も多く障がい内容にも制限がない分、
汎用的でネガティブに言うと専門性は弱いです。
「IT業界しか見ていない」など特定かつ専門性の高い分野で探している場合は
専門のエージェントサービスの方が意向に合う求人が見つかるかもしれません。
エントリー時点でなるべく詳しく状況を記載すると良いです。
dodaチャレンジの登録方法や利用の流れ
dodaチャレンジの登録やそのあとの流れについても簡単にご紹介します。
dodaチャレンジのサイトから登録
まずはdodaチャレンジのサイトから登録します。
サイト(https://doda.jp/challenge/)へ飛んで
会員登録ボタンから必要情報を入力/選択してください。
新卒の方であれば、
ページ下部の「新卒・第2新卒就活支援」にチェックを入れておくと
その後のやりとりがスムーズになります。
入力して進んでいくと登録したメールアドレス宛にメールが届きます。
メールが届いたら登録完了です。
dodaチャレンジ利用の流れ
登録が完了すると次のステップは面談(キャリアカウンセリング)となります。
担当コンサルタントから面談の日程についてメールや電話で調整の連絡が来ますので
登録後はいったん待ちで大丈夫です。
面談(キャリアカウンセリング)を経て求人紹介や、
マッチする求人がある場合には企業との選考へ進んでいきます。
面談(キャリアカウンセリング)がポイントになりますので
日程調整を待つ間に履歴書や職務経歴書の準備を進めておくとスムーズです。
履歴書・職務経歴書の書き方が分からない場合には
もちろん担当コンサルタントへ相談できます。
分からない箇所は面談時に見せればよいので、
書ける箇所だけ書いておくようにしましょう。
dodaチャレンジに登録して就活/転職をスムーズに!
障がい者雇用の転職エージェントの中でも
dodaチャレンジは掲載求人多数そしてサポートの質も高いので
登録しない理由がないくらいです…!
また、完全無料で利用できますし
まずはキャリア相談だけ…という使い方もできますので
就職/転職するか決めていない段階でも登録する価値ありです。
このページにたどり着いたみなさまの就職/転職がうまく行くことを願っております。